五番目の季節/ロカニクス
 
春夏秋冬の後ろに小さく
くっついてくるものがある

やたら弾けている

その癖おどおどと温度との
距離を図ったりしている

君は器用にそんな季節を丸めこみ
情緒の中に埋めこんだ

あれが僕らの子どもだったのかも



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