Robbie/maynard
どんな装いだったか
お前が愛し盲目にまでさせた安定性が
うなだれて堕落した時に
絶望視した目の死体を
担架に載せて運んでいる様を
コメディにしようと必死で繕っていたっけ
お前はそれでも
遊園地で風船を持っているクマの着ぐるみの様に
常に微笑んでいたが
中では疲労と暑さで汗だくになり
吐き気まで覚えさせる
風船を配るのですらおぼつかないんだ
その絶望視した目の死体は
お前の死体ではない自信はあるのか?
いったいどこまで信じているんだ?
お前は溝にはまり もがき苦しんで
後悔したって その溝は膨らんだりはしない
更に深く刻
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