髭剃り いろんな人間の平日/ねろ
、触る、空気触媒の中で飛行機の
飛んでるあたりまで手が届きそうな気がする
太陽が怖く見える日があること 僕には死なんかよりも全然
足音鳴らす感覚で近づいて来て離れないものが昼間、だとしたら
どこまでもどこまでも逃げられる日があるよ例えば夜、が続く日のこと考えて見て
僕、の発音で雨に濡れた夜を思い出しながら心音を口ずさんでる駅のホームで
ここで飛び降りる人はきっと世界の果てまで逃げられる、と思って飛んだんだ
逃げられない想像を何度も繰り返して、何度も何度も繰り返して
(ねえ君、僕の知らない一言を言って見せてよ、一体何があるんだい?)
大体のことは想像してきたしち
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