もう一度/テルテル坊主
一度は挫折したんだ
最初はそんな気なかった
期待に胸をふくらませて
毎日に光の様に輝いて
いつまでもこんな日々が続いてくんだろう
そんなことを考えていたんだ
だけど
現実はそんな僕には重すぎたんだ
仲間とも開き続ける距離だって
あの時言われた一言だって
自分の体に起きていた事実だって
僕には重すぎたんだ
体全体で支えたって
立っていられなかった
両手じゃこぼれてしまったんだ
だから僕はそれを
いつかのあの場所に置いてきちゃったんだ
でも僕はそれが好きだったんだ
それに今の僕は違う
あの頃の僕に足りないものを
今は持ってる
だから
もう一回立ち上がってみたいんだ
今度は負けない
今度は立ち続けてやる
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