nostalgia/
狗の骨
飛行機雲残して 飛び去った
あの日の僕らはそれを見上げて泣いた
燃えるような夕焼けが目に痛かった
空はやがて夕闇をも飲み込んだ
後には闇しか残らなかった
僕らは互いが見えなくなった
星は廻り違う街に闇を渡す
これは永劫に不変
僕らはずっと手を握っていたことに気づいた
朝焼けは昨日の赤より優しかった
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