人はみな誰でも/
ぽえむ君
人はみな誰でも
いつも夢を抱えている
その夢が見えなくなった時
空を見上げれば
忘れた夢が浮かんでいる
何でもなかった白い雲が
何かの形に見えるでしょう
人はみな誰でも
いつも夢に支えられている
その夢が折れてしまった時
海を見渡せば
新しい夢が始まっている
何でもなかった風が
何かの声に聞こえるでしょう
人はみな誰でも
いつも夢を描いている
その夢が滲んでしまった時
星を見つめれば
遠くで夢がつながっている
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