心の果て/
ae96
かよわい声を弾ませた。
「 もういいよ 」
雨上がりの昼下がり
季節はずれのスコールは走り去り
僕らはカーテンと窓を開け
プリズムに掛かる虹を 一緒にみた。
風の羽音が聞こえた。
僕のハートはふるえた。
太陽はいっせいに街を照らした。
僕の指に伝う
君の涙は とても温かかったよ。
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