The soft feather story ?/優羽
 
? God's story

 あるとき、神は存在した。
人と共に暮らし、人と同じように成長した。
しかし、神は神であるがために、自分が神であることを知っていた。
ある日川へ行ったとき、それの大切な人が足を滑らせて溺れた。
一瞬の出来事だった。
それは流れをとめ、その人を助けた。
 しかし人はその力を恐れ、それを避けた。
また地球も怒った。何故自然に造られしモノが自然に逆らうのか、と。
そしてそれは地球を離れ、ひとりになることを決めた。
今も開くことも閉じることもない扉の向こうにいるらしい。
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