東京の夏/
歌乱亭カラス
東京で20回目の夏が来る。あなたの知らぬ暑さと共に
田園の太陽はもうありません アスファルトだけ熱されてます
ふとあなたを思い出してはいつだってなごんでいます また会いましょう
革靴もネクタイも身に馴染みました 私はここで暮らしてゆきます
祖父祖母が他界し私のふるさとは刻々と消え、東京は夏
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