愛だとか、生きるだとか、/わら
 
欲したものを失うたびに
右まわり 左まわり

信じたものを見失うたびに
目がまわり ぐるりとまわり



ゆれるシーツで重ねたウソも
わかっているコトバばかりで殺してくれ

おかしくなったアイツのことなんて
もう、関係ないと思っていた



裏切った気になるんだ

オマエを置いてきた気になるんだ



あの頃、
死ななかったのは、おれだ


望んだものや
欲したもの

おれは、いまに、つながれている


愛されたいと、望んだということは、
オマエを忘れようとしたということだ





胸いっぱいの孤独を抱いて、


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