春眠/
水町綜助
円(まる)く
操作場に日が満ちて
白く
陰影を見開きに
分けないので
水が貯まっていくように
温度は上がっていく
畳のめが潤みはじめ
いま
から
あのとき
を
引き
一つめの破裂を知るときには
もう沈み
波紋の下
ぼこり
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