自由/みちる
 
バタバタと 風にふかれる ライナスの毛布
自分から 洗濯ばさみ はずしたの
ひらひらと 風にゆられる 大すきな毛布


雨なのに わざとおそとへ 出たんだよ
笑っていった わたしは 風にふかれて

ここはどこ って 泣くんだろう


ルールはまもれ おそらの声を つっぱねて
宇宙のそとの そのまたそとへ
こえていけると 信じてた むげんだい

かくざとうより ありさんよりも 小さいわたし


したいこと していたい わたしはいつも


お母さん ごめんね、

雨の日も わたしはおそとに でていたい
風にふかれて 泣いても
むげんだいの大きさを 知らなくても


どこまでもとぶ ライナスの毛布をおって
わたしのこころ とんでいくんだ
今日もあしたもあさっても

むげんだいの未来へ勇気のうたを歌いながら


あなたを超えて
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