ぼくの明日への道/壺内モモ子
これから先もずっと大切にしていきたい。
いつの瞬間からか、
今日は昨日になり
明日は今日になる。
今日は幼かった自分の未来。
今日は未来の自分の過去。
朝になった。
こんなぼくのところにも、朝がやってきた。
きみは、どんな朝を迎えているだろうか。
きみとぼくは、はぐれてしまったけど、
お互い、どんな未来を迎えるのだろうか。
今日もぼくは、
明日へと向かって、のんびり歩いた。
あっという間に一日が過ぎた。
きみとぼくは、明日に向かっているけれど
明日が、ぼくを追いかけているのかもしれない。
きみは、明日に追いかけられているのかもしれない。
だれにだって、明日はやってくる。
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