無益な素行/maynard
 
生まれた日に
燈る一本の蝋燭
その儚きこと

あの風前の灯になった日
時が経ち色あせて
病んだ夜に
誰もいない
零時過ぎの鬱病

膝を抱えて
笑う背に
忍び寄る不安に
サイコ野郎がまた現れた

首に縄を巻いてパレード
奴隷の行進のようにパレード
孤独な木に向かってパレード

次第に笑いが止まらなくなる
この空間を染める
神経質な我が主

アルコールと言う頭痛薬
悪化した
この頭痛
戻る   Point(0)