ごめんねの代わりに/
紫苑
二度と君を傷付まいと
『中途半端な距離
箱詰めにした言葉
偽善で温くなった手
夢を紡ぐ嘘
ぬかるんだ居場所』
そんな臆病な優しさを覚えるよりも
君の痛みを少しでも癒せるような
君が泪を堪えなくてもいいような
僕はそんな優しさを
君に渡したかった
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