アンダーグラウンド/黒い鴉
 
陽の目を見ない
いつまでたっても
太陽の光は届かない
僕らの住み家
アンダーグラウンド

蛍光灯の明かりが
僕らを照らして
それだけで
なんとか生きていけるだろ
ずいぶんつまんない世界に
生まれついたよな
物足りないよ
まぶしさも 暖かさも

狭くて暗い世の中で
悟ったような口をきいてんだ
本当はあきらめかけてるだけさ
でも
強がってなきゃやっていけない

地上に生まれた命なら
みんな平等なはずなのに
考えてみても仕方がない
だってここは
アンダーグラウンド

いつまで
悟ったような口をきいてんだ
生まれた場所なんか
関係ないだろ
行く先の見えない不安は
どこにいたってつきまとうけど
自分の足で進むんだ
望んだ陽のあたる所まで
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