情景/
わら
もない
日々なのに
あたまの中のカラクリが、
ぼくのは、すこし、ゆがんでてね
なんでもない ひとときでもね
ふと、気づけば、
かなしいほどに いとおしくて、
かなしいほどに さびしくて、
そして、いつか、おとずれる日、
みんなが気づいたころにはね
もう、冷めた背中を
むけているかもしれない。
そして、
別れ、歩き去った後にだろう・・・
やっぱり、どうしようもなく、いとおしくて、
涙がこぼれるんだ
もう、だれもいない、
空を見上げて
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