ミッケ/ねろ
 
んな水色の鯨みたいにわりと
 そっけなく自分の皮膚を見ている

 (海とか空とかそういうものになれる
 とか考えるまでに時間はかから
 なかった) 

「永遠」てきっとエゴン・シ−レ
 の絵みたいにやわらかい心地
 の中に冷たさが残るくらいの感情
 で許され続ける事なのかな

 て考えるとまるでおとぎばなし
 みたいだからおかしいね

 食欲は正しく持つべきだと思うよ

 (ワールズエンドは正しくないから
 紅茶を飲んで待ってはいれないよ)

 何か正しいことを決めないと
 僕には何も分からなくなってしまう
 
 それが僕を放棄するっていうことだよ
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