死生観。/渕崎。
先に断っておきます。
これは、本当にわたしの思うところであって何が正しいとか何が間違っているとか、そういうのはぜんぜんわかりません。100人いれば、100通りの考え方がある中の「わたし」の考え方です。
*
果たして、「命」の重さに軽いも重いもあるんだろうか。
夕食時流れていたテレビのドキュメンタリー、不快に思って悪態を吐いてしまったある
余命1年と宣告された人が、若い高校生たちに向かって言った言葉。
「自殺するような軽い命なら、このわたしにください」
「自殺するような軽い命」って、それはなんだろうと白米を黙々と食べながら眉を顰めてた。
泣きそ
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