涙/ae96
 


      そして眠りとともに


      水でできた肉体を脱ぎ捨てて


        裸になってはしゃぐ

             
           僕たちのソウル。


         
          けっして眠ることのない

             
            僕たちのソウル。



         故郷への旅を終え

          瞬く星の夜を越えたら


        朝陽にやさしく起こされてひらく


           花びらのように

 
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