「読んでないものは読んでいない」ことはないのである。/ななひと
、非常に重要です。衣装とは「自分を相手にどう見せるか」の最も際だった問題だからです。都会から距離のある女子高生は雑誌などのファッションを見て、「都会の女子高生はこういう格好をしているんだ」という幻想を抱く。実際に東京に来てみると、東京の女子高生のファッションは(場所によりますが)全然保守的なことが多いにもかかわらず。
ちょっと論理が錯雑していますが、いわゆる「引きこもり」の人でさえ、こうした情報から隔絶されているわけでは決してない。インターネットに接続できる人はもちろん、そうでない人も、家族などとの会話、極言すれば、買い物で何を買うか、店に並んでいるものは何か、というものから、時代の思潮を「読ん
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