薄青おはじき/ロリータ℃。
 
は温度を求めて
その気持ちを相手の肌にぶちまけるのだろう


理由もわからぬ淋しさが
今でもあたしの心を巣くう
あなたはそれを知っているような気がしていたよ


あの日スカートの中で行われた行為
車の中でつないだ手
涙を拭った舌もすべて
愛と信じればあの日のあたしは失せるのか



あなたがその優しい顔で
あの日、一人ぼっちで
暖かな縁側に寝そべって薄く青いおはじきを舐めていた
あたしを抱いてくれたと思ってた





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