268番のK/はじめ
 
 夢の中のホテルの中
 君への想いは朽ち果ててしまった
想いを吐き出す心が疲れてしまったのだ
 異常に広いスイートルームでウィスキーを飲みながら彼女を待っている
 話が終わり彼女から言ってくればセックスをするつもりだ
 男として彼女から性欲を満たそうと思わない限り性欲を掻き立てては駄目だ
 僕はずっと上空へと人々から逃げて困っている人々の夢を叶え続けていた孤独だった
 でも心身は限界に来ていたのだ
 それでとうとう彼女に想いを伝えた
 後は彼女が僕の想いを受け入れてホテルに来てくれるのを待っているだけだ
 叶わない夢よりも実現可能な夢をとるのは当然だろ?
 グラスに自分の
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