見知らぬ空/
乱太郎
見知らぬ空を仰いで
温もりを感じる日々
ときおり舞い降りる
透き通った言葉を
奥深い森の落ち葉で包んで
肉体のない愛情を知る
交じり合うことのなかった
細い光の線が
一瞬の輝きを放つ
今
だけが生きている
あなたを知って
戻る
編
削
Point
(8)