ひとかけら/もこもこわたあめ
 

あなたはこれまでのいくらかに
具体的で想像にそこまで苦を要しない答えを期待している
 たとえそうでなかったとしても
僕は小さな迷いの果てにそう感じたんだ

あなたはたかがそれくらいと
期待された答えは楽なんだと思うかもしれない
 たとえそこに真実があったとしても
僕は迷いなくそれとは違った道を進む

 だって
  誰かの期待に答えられる様な
   時は過ごしてないから
    ただ過ぎ行くすべてのひとかけらに過ぎない

 そういう時をすごしているんだ

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