追伸/はらだまさる
あるかも知れないので、それを全て否定する訳にはいかないと、ぼくは考えています。もし、誰かの作品に接して傷ついたのなら「何故その言葉で自分が傷ついたのか」という風に、そのことによって自分を深く見つめ直すきっかけになるんだと考えると、ただ傷つけられただけではなく、自分のためにもなるんじゃないかと思います。これは人間の可能性のひとつとしての考え方なので、間違っても正しいことを言っているのではないと思っています。しかしぼく自身、それを時と場合によって応用することがあることは、付け加えておきたいと思います。
人それぞれ、色んな考え方、感じ方があるように、その時々によっても人の価値観や考え方、思想は移り変
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