からまりながら/わら
こぼれる陽の光に
ぼくらは、似てみたかった
つたい落ちる月の光に
ぼくらは、似てみたかった
つないだ手が、ぎこちないのは
歩いてきたからなんだよ。
あの頃より無器用なのは
ずっとを、歩いてきたからなんだよ。
ぼくらは
こぼれる陽の光に
似てみたかった
ぼくらは
つたい落ちる月の光に
似てみたかった
無邪気だった、あの頃よりも、
なにもを欲しがっていた、あの頃よりも、
うまくなくなってしまったのは
ただ、かすかに触れあう、そのためだけに
あまりにも永くをかけてしまったからなんだよ
あなたを想うのなら
ぼくは、
からまり堕ちる光のしずくになりたかった
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