ぽえむ君の旅−空と海−/
ぽえむ君
ぼくは今
2つの分かれ道の前に立っている
1つは空へ
1つは海へ
青い空に浮かぶ白い雲を眺めるのは
晴れ晴れしい
鳥の鳴く声は1つの楽器だろう
青い海に流れる白い波を目で追うのも
すがすがしい
魚が飛ぶ姿は1つの絵画だろう
同時に2つは選べない
けれども
同時に2つを想い描くことはできる
ぼくはその時
思うままに道を選んで進んでいった
そしてまた
2つに分かれた道の前に
ぼくは立っている
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