「毎日が違う目覚めなら」 (青年詩片)/
ベンジャミン
たい何のためだろうか
すべてのものに問えば
見つけたい答えになる
今
開け放たれた世界に身を乗り出して
風にさらわれようと
大きくなった心の片隅には きっと
あきらめが濡れている けれど
希望の浮力で持ち上げよう
それができる
毎日が違う目覚めであることを
知っている
だから
眠ろう
今は
二つの孤独が出会っても
それが絶望にならないように
戻る
編
削
Point
(4)