キャッチボール/優飛
「ねぇ 私の事好き?」
「何?いきなりそんな事聞いて。」
「いいから答えて私の事好き?」
「あぁ 好き好き 決まってんだろ。」
「どのくらい?」
「なんなんだよいったい。」
「いいから。」
「どのくらいって言われてもなぁ。」
「どのくらいっ!」
「お前が一番好きだよっ。」
「ダメ…それじゃダメ。」
「はぁ?もうわけ解かんね。」
「じゃあ 私の為に死ねる?」
「えっ マジどうしたんだよ?」
「どう…なの?」
「いや正直言って無理。」
「そっか…そりゃそうだよね…。」
「………。」
「………。」
「………。」
「………。」
「まぁ死ぬのはむりだけどぉ。」
「………。」
「お前の為に生きてやるよ。」
「えっ?」
「生きてお前の傍にずっといてやる。
それでいいだろ?もうこの話はおしまい
腹へったから飯食いに行こうぜ。なっ?」
「…うんっ。」
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