さくらしべふる宵闇に/みつべえ
 
わがうたは闇にあまねくある星のいまはほろびし宴のなごり

この酒を忘れてならぬ痛みさえ癒されゆくをかなしむひとと

寂々とさくらしべふる宵闇にただのみかわし酔いどれていた

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