戦争と平安/はじめ
 
け街全体に泣き声が響き渡っている
 天国では神様に逆らう者達が民達を虐殺して暴れ回っている
 神様は両手を挙げたまま首を振るばかり
 神様の子供は神様の御胸の中にいる
 神様は全生命達を見守っている
 人間達は醜い争いをしている
 虐殺 虐殺 天国でも地上の世界でも虐殺は続いている
 皆(戦争をしている人達は別として)は祈りを神様に捧げた
 突然海が荒れ 巨大な津波が地上を襲った
 戦争はそこで終わった 戦争をしていた人達は皆懲りて神様に祈りを捧げた
 空は青くなり 雲は真っ白になった
 僕達は昇り来る朝日を見て感激した
 とたんに僕には何も無くなった
 サンダルを履き 
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