季節の花/
あるぺんろーぜ
梅の花 谷を埋め尽す 勢いで 咲き尽す 白や赤や 老梅や その昔 文学人が 愛でた花 春を呼び 冬を退ける 匂ひは 素晴らしい かな 異国を思わす ような 匂ひ 酒にでも 浮かべて 飲み詠いし 万葉人の そのままにて 鴬まだか 鴬はまだかと それに尽きる 人々は うっとりとして
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