どうにでもして/
蒼木りん
ながいながい朝が来るのは
いつの日か
ながいながい夜に飽きるまで
厚いカアテンで
部屋はいつでも夜になってしまうような
家に住んで
塩素で掃除する
リズムなんて
乱されるためにあるような
暮らし
邪魔されても
あなた様の平穏のためなら
わたし
笑ってしまいます
ただ
いつでもねむくて
ねむくて
もう
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