時季外れ/ユーヘッセ
 
真っ暗な空が




突然光って  




遅れて『どーん』って音がして 




その瞬間から  


キミの瞳はもう 




僕を見てなくて   



花火の光で 


照らし出されるキミの顔は



もう夢中になっていて  




僕が視線を送ってたって  




気づいたのかな? 




こっちを見て 




微笑を浮かべて  



キレイだねって



僕は頷くことしか



できなかった




だって本当は花火なんて



見てなかったんだ 



いつまでも空に花 



咲いていてほしい  



キミを笑顔に
してくれるから 




ありがとう      
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