「eternal blue」/和 路流(Nago Mitill)
。
それでも、あなたは私の不在を感じ、
祈るあてもないと、途方にくれるかもしれません。
その時は空の下で、私を思ってください。
空と海とを永久の住処とする私の心は、
いつでも、あなたの胸に宿っているのです。
もしも、私を愛おしく、懐かしんでくれるのならば
どうか嘆かずに、歩き続けてください。
あなたの胸に残る私の声を、
あなたの声に変えて、伝えていってください。
空と海が一つになるところに、私はいます。
私は、いつまでも、いつまでもここで、あなたを待っています。
(1996年・筆/2006年・改)
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