「 たまきん六首。 」/
PULL.
「きんたま掻き毟って死んでまえ!。」
そんな罵りことばの恋もある。
縮み上がるのは恐いからじゃなく、
きみの手が冷たいから。
びんかん。
きんたまよりもたまきんの方が通な感じ。
きみがそう言ったのだよ。
「目玉の親父よりも大きいもーん♪。」
って、
目玉と比べてどうするおれ。
「タマキン蹴った!。」
空耳で目覚める朝はアクセル全開スクリーム。
命運を握られるとはこの様なことを云うのだねごめんなさい。
了。
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