23と詩。/衿野果歩
探している気がする。
大学のある先輩に言われてから、ずっと考えていることがある。
(先輩がどこかで見た誰かの言葉らしい)
“あなたの作品は自己満ですか、オナニーですか、芸術ですか”
その答えも、ずっと探している。
私にとって、泣くことと、吐くことと、オナニーは近い行為なので、
私の詩作はオナニーなのかもしれない。
現代詩フォーラムに参加して2ヶ月程。
失ったと思われた大切な人の恋人になった私は、
書かなくても心のバランスがとれるようになった。
でもまだ書いている。
悲しみも、優しさも、愛おしいとき、呼吸するように、詩を創る。
だから私の詩作は、自己満でもオナニーでも芸術でもなく、
もっと他の何かなのかもしれない。
今日23になった。
これからも詩を書き続けて生きたい。
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