ウツなのか/
みつべえ
この高さから
とびおりたら うすい
皮膚はやぶれ もろい
肉はとびちるだろう
目をつぶって ほんのにさんぽ
前にすすめば それでおわり
わたしのくるしみは はたから見れば
ささいなことだが こんなに
恥ずかしくては
ひとの姿では耐えられぬ
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