人生は泡だらけのマボロシなのか?/パノラマ音源
 
ったから

君もお風呂で使っていたんだね
長年使用しているお気に入りの石鹸だけど
あれが青リンゴのにおいだなんて私はぜんぜん知らなかった

後でわかることって大体がくだらないことでとても心に残っている
もしも今、あの日に戻れてもあの日と同じように私たちは
しょげた顔して泡だらけ

相変わらず死は常に私たちの身近にあって
紐を持って私たちに寄り添い歩く
けれど
君や私やあの子や僕の
くやし涙やしかめっ面や寂しい肩や
わからなくて悲しかったコトは
悲しいうちはわからないって
わからないから悲しいんだって
テレパシーは君に聞こえるんだろうか?
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