ちらり/
Kanata.
ありふれた毎日さえ愛しく感じてやまない
恋に溺れた隣のあの子を
微笑ましく見ていられるけれど
これを余裕だとしたくはなくて
常にめまぐるしく動く時の中で
自由に飛びまわるような
ひとつ大人になるために何かをなくして
何を得よう
それで胸が躍るならばさ
私は今日も笑っている
君といると心はそれだけ
言葉はいらないから強く抱きしめて
何もかも溶けていく
しあわせな言葉をたまに口にして君は
そっと頬にキスをする
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