三匹が斬る〆 現代詩フォーラムランダム道中千人斬りの巻 其の弐百弐拾壱〜其の弐百弐拾七/熊髭b
はないし
そんなに詩も必要としていない。
ただ、詩性みたいなものは
森羅万象に溢れていて
言葉ではなくても
いや、言葉以上に暮らしの中で出会う
そういったものたちを何よりも大切にしたい。
そういったものの中のひとつとして
詩を読んでいる。
ランダムで詩を読んでいると
自分から自分へ発信専用でアクセスしている作品に多いことに気がつく。
自分が自分にアクセスする。
これは読んでいて結構つらい。
とてもさみしい風景だ。
逆に言うと、信頼すべき対象に出会いきれていない、
自分以外のものと向き合って格闘する過程を経ていない、
「通過儀礼」を経ていない言葉たちが溢れてい
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