光のなかで/
憂
貴女を公の場所で愛していたいから
闇と光のおびえた愛ではなくて
胸を張った愛に換えたいから
光に包まれた貴女が一番好きだといいながら
本当は闇に堕ちて病んでいて欲しい
光の場所で一緒にいれば
僕は貴女を縛ってしまう
だから貴女は
冷たい目で僕を
見捨てていってください
自由でいたいなら
僕を
助けようなど
愛そうなど
偽善じみたことは
もう忘れてください
戻る
編
削
Point
(0)