病いが理解できない人たち/クリ
 

僕が大病して自宅療養してる頃(体重、最低で50キロまで落ちた!)、無理して出かけた帰りの電車、
ちょっと混んでたけれど、もう体力の限界が来てて、どうしようもなく空いてる席に座ったんだ。
そしたら徐々に人が乗って来て、いつのまにか満員。で、僕の前には初老のご婦人。
揺れる。倒れかかる。
座っている中ではどうやら僕がいちばん若いらしい。だって、「おまえ、席代われよ」という無言の圧力。
代わったんだけど、はっきり言って僕のほうが倒れる寸前だった。
しょうがないんだよね。見た目では分からないもの。
ただ、とてもとてもしんどかった。
…というのはあんまり関係ないんだけど…。

僕の知
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