旋頭歌習作 うたのきざし/
佐々宝砂
かたうたの対のかたうた何処にありや
かたうたよかたうたであれ対を求めよ
春萌し君に見せむと文書きやりつ
文書きて君に送らむ手立てなけれど
うたかたのかたうた逢はで宵を過ごしつ
うた萌す君に逢ひ見てのちの心に
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