鉱物としての彼ら/はらだまさる
新聞とか雑誌とか、現代詩フォーラムとかブログとかmixiとかで、詩に限らず色んな人の色んな文章を読んでいるとみんなすげえなぁと思う。兎に角、文章力もセンスも読書量もすげえ奴らがいっぱいいて、ただただすげえなぁと思う。文筆に魂を売ってる奴等がゴロゴロいて、そのくせ世間的には無名できっと死ぬまでそこを、それこそ一生懸命に生きようとしている奴らが、ブチブチと細胞分裂したり、グニョグニョ繋がったり、グルグル回転したり、消えたり現れたりしてゴロゴロ、すごく美しいくせに、人目に触れ難い砂場の砂よりも小さな存在感で美しさが犇き合って、それがまるでひとつの風景のように存在している。その中で一際輝く存在に憧れたり、
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