九月にあらゆる"pain"を感じる/
かのこ
九月にあらゆる"pain"を感じる
風が吹くからかも知れない、君が歳をとる月だからかも知れない
思えば私が18の歳を数えた四月
私が知ったのは君、君は世界の美しき
それがどうして、九月にはpain、痛みに変わるのだろう
恋が盲目と言うように
美しさは痛み
すべての憧れが
ここにあると気付いた
いつもどこか不完全燃焼なのだ
painの風が吹く、九月
「たんじょうび、おめでとう」
戻る
編
削
Point
(1)