まっしろ/珠洲梨琉華
 
胃に穴が開くまでがんばっても

誰にも認めてもらえないということに

私が気が付いたのは最近のことです。



だから、私は全てから逃げるために深い眠りに落ちます。

覚めない夢見
起きない自分
変わらぬ弱さ

たまに起きても微かに開いた口からこぼれ落ちるのは、血。
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