視線落下/花丸ぺけ
 
僕は醜悪な視線を捨てさることができないから
きれいな人を遠くからじっと見続けて
気が付くときれいなひとが醜悪な表情をこちらに向けて放っている。
重なった醜悪さの行き場はどこにも無いのでやはり僕の視線は落下する。

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