若さと馬鹿さが 衝突し 行き場のない 痛みだけが 残った 燃え尽きることは できず すべてを終わらせる ことも許されず アスファルトに 散乱した硝子だけが 雨上がりの 夕日を浴びて キラキラと 輝いていた 少年よ 失うことを 恐れるな 守るべきものは ただ一つ 生かされた 自分に問い続ける 生命という時間だけ なのだから